INFORMATION

インフルエンザに紫外線が有効!!

毎年この時期には、インフルエンザが流行します。国立感染症研究所による最新のインフルエンザ流行レベルマップ(12月5日~11日分)によると、栃木、沖縄、岩手、富山、福井の順で、定点医療機関あたりの患者報告数が多く、全国でこの調査対象の1週間にインフルエンザのため医療機関を受診した人は、約18万人に上ると推計されています。最近指摘される理由の一つが「冬は体を日光に当てる時間が減るから」との説明をよこすか女性泌尿器科・泌尿器科クリニック(神奈川県横須賀市)の奥井識仁院長が説明しています。
 3500人の子供を対象に、秋と冬に12回、紫外線を浴びさせる実験をしたデータでは、紫外線を浴びなかった実験の前シーズンに比較して、風邪の発症が66%も減少したと報告されています。これは一言で言うと、紫外線により皮膚の免疫細胞が刺激されて活性化し、感染を防いだからと考えられます。
その背景には日光を浴びると、私たちの体内で活性化する多数のホルモンの存在があります。その一つが、骨の健康を維持するのに必要なビタミンD。ビタミンDは糖尿病や アルツハイマー病の予防効果に関しても研究が進められており、その多彩な作用から単なる栄養素というより、ホルモンに近い物質とも考えられています。魚介類や卵などの食品にも含まれていますが、皮膚の細胞が紫外線を吸収することで、コレステロールから作り出すこともできます。日光を浴びて体内で合成されるビタミンDは、私たちの体の必要量のおよそ半分に達します。
  メラトニンというホルモンも日光に関係しています。朝、太陽の光が目に入ると、体内時計をつかさどる網膜と直結している脳の視交叉上核というところが光に反応してメラトニンを製造します。作られたメラトニンはその日の夜に分泌されて、快適な睡眠を作ります。睡眠を十分取ることは、もちろんインフルエンザの予防になります。
脳をはじめ、体内のあちらこちらに存在するセロトニン神経は、 日光の刺激でセロトニンを分泌します。セロトニンは、体温調節・摂食行動・情緒など主に昼間の生活を支え、これもインフルエンザから体を守ります。
 さらに日光浴で性ホルモンの分泌も変化します。米国ハーバード大学のチームが2300人ほどの男性を調査したところ、ビタミンD血中濃度の高い男性は、ビタミンD不足の男性よりもテストステロン(いわゆる男性ホルモン)が高かったと報告しています。テストステロンには抗炎症作用があることが確認されていますので、風邪を引きそうな体を支えるホルモンの一つといえるでしょう。
インフルエンザ予防に、トロピカーナの日焼けマシンをお勧めします。来年1月~2月末までに新規登録いただいたお客様が、万が一、マシンご利用後にインフルエンザにかかった場合は、マシンご利用料金は全て返金させていただきます。私自身、20年以上、風邪ひとつひきません。20年以上の証ですね!!